株式投資を行うにあたり、何といっても重要なのは銘柄選びにあります。実際に投資を行う前に投資に対してのスタンス決めを行い、そこに従って銘柄を選ぶことになるわけです。

そこで、実際に銘柄を選ぶにあたってのポイントをいくつか挙げていきたいと思います。
まず、最初に考えるのは長期投資なのか、それとも短期の売買で利益を得ようとするのか?といったポイントです。インフラを支えるような電力、ガスといった銘柄は正直なところ、短期的にそれほど大きく株価が変わることはないと思います。

それはチャート分析をきちんと行い、数年間の値動きを見ておけば明らかなことです。むしろ、こうした企業に求めるのは安定した配当になってくるのではないかと思います。

逆に新興企業、さらには数年後の社会を鑑みた際に間違いなく盛り上がる業界の企業の株式というのは、もちろんのことながら安値で購入して、高くなったところで売りぬくといった戦略も考えられます。

その期間についても短い場合もあれば、中期の場合も実際には出てこようかと思います。もちろん、こうした株式の銘柄については社会背景と相関性がある言いながらも100%値上がりするかどうか?どこまで値上がりするのか?

などなかなかわかりかねるところもあり、すぐには判断がつかないといえるかもしれません。前述のチャート分析のように過去の分析を行うことも難しく、あくまでも将来性を市場と見合わせて想像していくほかないというのが実態ですから。

長期投資か、短期投資かといった観点を上記のように考えた後は、バランスです。
もちろん、リスクを伴う以上は、上記のような株式銘柄をバランスよく投資することが望ましいのは言うまでもありません。りすっく分散をするという意味でも。

次に業界をどう見るかです。
自分自身が興味のある業界、そして企業に対して応援の意味も込めて投資を行っていくべきなのか、それとも自分自身が細かく企業の動向まで追ったうえで見極めた将来性のある企業に対して投資を行っていくべきなのか、これも個人の判断によるところかもしれません。

しかしながら、間違いなく実施すべきはチャート分析、企業業績、トップ発信、事業の概況、今後の投資状況といったところ。
きわめて基本的なお話かもしれませんがこうした基本をきちんと押さえているのかどうかで大きく変わってくることになります。

だれもが、最初はどのような銘柄に投資すべきか迷うところですが、上記を参考にしていただければと思います。